KVMを用いてのライブマイグレーションの設定 その2
KVMを用いてのライブマイグレーションの設定 その1の続きです。KVMホスト側の設定手順です。KVMおよびvirt-managerはインストール済みと仮定しています。
パッケージのインストール
# apt-get install nfs-common
ストレージプールの設定
ここからはvirt-manager上にて設定を行います。使用する2台のKVMホストそれぞれで同一の設定を行って下さい。
既存のストレージプールの停止
virt-managerのedit->connection details->storageを開きます。下の×ボタン(stop pool)をクリックしてdefaultのストレージを停止させます。(下の画像参照)
ファイルの設定
ns2のhostsファイルおよびhostnameファイルを以下のように設定してください。
ns3もns2を参考にして設定してください。
hostsファイルとhostnameファイル記載のKVMホストの名称(以下のファイルではns2)は、両ファイルで同一にしておく必要があります。
#/etc/hosts 127.0.0.1 localhost 127.0.1.1 ns2 172.16.0.12 ns3 172.16.0.26 ns2 # The following lines are desirable for IPv6 capable hosts ::1 ip6-localhost ip6-loopback fe00::0 ip6-localnet ff00::0 ip6-mcastprefix ff02::1 ip6-allnodes ff02::2 ip6-allrouters
# /etc/hostname ns2