猫型エンジニアのブログ

プログラム/ネットワーク系の技術関連をまとめたページです 

本物のプログラマかどうかの分岐点

 最近Ryuのソースコードを読んでいるのですが、「Ryuのソースコードを読む」というよりも「Pythonのモジュールの使い方を読む」ことの方が多く、ちょっと意外でした。

 しかし、既存のモジュールを組み合わせただけで複雑な機能が実装できると考えると、実装の方法論としてその方が正しいやり方なのかもしれません。

 こういうモジュールの使い方を勉強しているときは、とりあえず動くものはできるのですが、「何の課題があって、こうしたモジュールが作られたのか」「どういったロジックがバックエンドで動いているのか」といったことに関してはお手上げなことも多々あります。

 そういったところをまじめに勉強しだすと、ネットワークやプログラムの上辺だけでない、本質的な領域に踏み込むことになりなかなか大変です。それに比べたら書いたソースコードが動いた/動かなかった、などは単なる表面的な問題でしかありません。

 こうした「しらなくても動くコードはかけるが、しってないと本当によいものは書けない」という分野に関する理解度の違いが、本物の一流のプログラマかどうかの分岐点になるとしか思えないのですがなかなか難しいです…