数学ガール・ガロア理論
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ株式会社
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: Kindle版
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第1章
あみだくじ:任意の数を左端に下ろす左下がり階段を複数個繋げることで、任意の順番の並べ替えを実現できる。
3つの数のあみだくじにおいて
- どんでん:3つの数の並び替え(回転)。
- ぐるりん:2つの数の交換(裏返し)。
- すとん:なにもしない。
第3章
巡回群:ただ一つの元からなる群(正三角形の回転操作に相当)。
対称群:並び替え操作の群。
アーベル群:可換な群。
- 群の部分集合が必ずしも群となるとは限らない。
- あみだくじ(3次の対称群)の場合の部分群は、回転操作に対応する群と、裏返し操作に回転する群と、単位群と自身の6つ。
第6章
- Q(√2)のような拡大体を線形空間とみなせ、その上に拡大次数を定義することができる。
第9章
- 群とその部分群から、群をいくつかの部分集合(剰余類)に類別することがきる。剰余類が必ずしも群になるとは限らない。
- 正規部分群で類別した場合、剰余類が群になる。