猫型エンジニアのブログ

プログラム/ネットワーク系の技術関連をまとめたページです 

SIPお勉強 その8 

REGISTERリクエスト

 RFC3261の「10.2 REGISTERリクエストの構築」に基づくREGISTERリクエストの必須ヘッダフィールドに関するによる制約事項は以下の通り。

Request-URI:

 SIP URIのuserinfoと@コンポーネントが存在してはならない[MUST NOT]。

To:

 Toヘッダーフィールドは、登録が生成、問い合わせ、あるいは修正されるAdress-of-Recordを含む。ToヘッダーフィールドとRequest-URIフィールドは、前者がユーザーネームを含むので通常は異なる。

From:

 Fromヘッダーフィールドは、登録を行う人のAddress-of-Recordを含む。リクエストがサードパーティによる登録でなければ、この値はToヘッダーフィールドと同じである。

Call-ID:

 UACからのすべての登録は、特定の登録サーバーに送られる登録に対して、同じCall-IDヘッダーフィールド値を使用するべきである[SHOULD]。

Cseq:

 CSeq値はREGISTERリクエストの適切な並び順を保証する。UAは、同じCall-IDを持つ各REGISTERリクエストに対してCSeq値を1ずつインクリメントしなければならない[MUST]。

Contact:

 REGISTERリクエストは、アドレスバインディングを含むゼロ個以上の値を持つContactヘッダーフィールドを含めてもよい[MAY]。