猫型エンジニアのブログ

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KVMを用いてのライブマイグレーションの設定 その3

KVMを用いてのライブマイグレーションの設定 その2の続きです。

Ubuntuでルートユーザの作成

 ルートユーザでUbuntuにログインする必要があります。それぞれのKVMホストにて、こちらを参考にして設定を行ってください。

virt-manager上でのリモート接続

virt-managerのFile->Add Connectionから以下のようにしてns2からns3に対して接続します。ns3からns2に対しても同様です。
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マイグレーションの実行

VMを選択して右クリックからマイグレーションを設定します。以下のように新しいホストに端末名を選択して、マイグレーションをクリックすれば動作します。

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注意点

 UbuntuだとバージョンによってはUbuntu特有のsshのバグで、他端末から自端末に対してリモートログインはできても、自端末から他端末へのリモートログインができないことがあります。

 この場合は、以下の手順で動作する場合があります。

  1. CentOSvirt-managerをインストールした新規のリモートログイン用別端末を用意する。
  2. この別端末からns2とns3にリモートログインを行う。
  3. リモートログイン用端末の画面上のns2およびns3のVMを選択してマイグレーションを実行する。